本当の私は誰ですか?恋の魔法をかけられた身代わり姫
多くの人に祝福されこんなに嬉しい事はない。




披露宴も終わり、ホテルに一泊してから伊豆に向かう。




二千翔には伊豆の温泉なんていつでも行けるのにと笑われた。




だって温泉に行きたかったんだもの。




美晴の車に荷物を積めて乗り込んだ。




美晴も私も普通のスタイル。




美晴が私に合わせてくれた。




本当は運転手付きの車で行く予定を、




美晴が二人だけの方がいいと断ってくれた。




でも、私たちが心配で中嶋さんが後をついて来ている。




中嶋さんは私たちの邪魔をしないように、




あまり近づこうとしない。



中嶋さんは美晴より三才年上のお兄さんみたいな存在らしい。







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