本当の私は誰ですか?恋の魔法をかけられた身代わり姫
でも駄目どんなに急いでも遅刻をしてしまう。




連絡したくても、携帯電話を持っていない。




公衆電話を探して走った。



今時、公衆電話なんか使う人いないよね。




あ、でもコンビニのとこにあった気がする。




コンビニまで又走った。




私は公衆電話を探す事に夢中で、又あの黒いワゴン車に尾行されてる事に気がつかなかった。




コンビニで漸く公衆電話を見つけた。




公衆電話から、大学で唯一の友達である、




長野美夜に電話した。




【周子どうしたの?周子が遅刻するなんて珍しいよね。】




《うん、それが私尾行されてるみたいなの?》




【尾行?周子誘拐してなんの得があるの?】




《でしょ、私の勘違いかもね。後少しで着くからよろしく。》








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