本当の私は誰ですか?恋の魔法をかけられた身代わり姫
今日美晴をいつもホテルに誘った。




美晴は必ず来る。




来なかったら私が何をするか分かっているから、




美晴は私の所に来る。




私はホテルに入りシャワーを浴びて、




美晴が来るのを待った。




美晴がホテルに来たのはかなり遅い時間だった。




「バカに遅かったわね。」




『ああ、二千翔を大学まで迎えに行き、一緒に食事をして来たからな。』




「ふ〜ん。私が待ってる事承知でそうするんだ。」




『一葉はこんな関係はもう止めよう。



おまえだって分かってるはずだろ。



俺はおまえを愛してなどいない。



ただの体だけの関係だという事を。』




今さら何を言うんだか、「そんなの分かってる。



美晴が私を愛してくれなくてもいい。



私は美晴が好き。



私が美晴を愛してるそれだけでいい。」








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