制服のニオイは恋の予感
「何を調べたの?研究…」


オバサンは大貴が用意出来るまで、私を足止めしようと話しかけてくる


「町の古墳についてです」


「古墳って…確か小学生の時に大貴と行ったトコかしら?」


「知ってるんですか?」


私はドコに行くって親には言わなかったのに…大貴は言ってたんだ


「大貴が、何か、地図みたいなのをくれてね。遥ちゃんと大きくなったら探しに行くから、大事にしててってくれたのよ」


それって、この前話したタイムカプセルの地図?


「オバサン!それドコに?」





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