制服のニオイは恋の予感
咄嗟に返事をして振り向くと、若村君が立っていた


「ビビってんじゃねぇよ」


「あ…ごめん…先生かと思って」


うわぁ〜呼ばれちゃったよ〜名字だけど


で…何かあったっけ…


「職員室行くぞ!授業で使うプリント取りに来いってさ…伊藤が!」


「あ、うん…わかった…真琳、ちょっと行ってくるね」


私は真琳にそう言って、若村君の後ろをついて職員室へ向かった


日直もいいじゃん





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