制服のニオイは恋の予感
隣に並びたいな…


でも、大好きな人と同じクラスだし、日直だし、席も隣の席だし


並ぶなんて贅沢だよね


背中…結構大きいなぁ


そんなことを考えながら職員室に到着


「あれ?どうしたの?」


若村君が職員室のドアの前で立っている


もしかして待っててくれたの?


「若林が行って来てよ…」


小さな声でそう言う若村君


「え?何で?」





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