制服のニオイは恋の予感
「良くない!それに私には…」


好きな人がいるんだから


ガタガタ…


4人が席を立ち始めた


「あ…帰るの?」


真琳に声をかけてみる


「うん…お昼だから…」


「そうだよね…バイバイ…」


まだぎこちない真琳に手を振って、若村君を見た


「清書、進んだか?」


「うん…まぁね…」


話しかけてくれるなんて思っていなかった私は、嬉しくて、真琳が見てるのに気付かなかった


「はる…帰らないの?」





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