制服のニオイは恋の予感
夏休みも半ばに差し掛かり、宿題に追われていた私


暑いのでリビングでせっせと問題を解いていた


ピンポ〜ン


お客さん?この暑いのに?


お母さんいないし、私1人だから、変な人だと怖いし


私は居留守を使った


ピンポ〜ン


チャイムが再び鳴る


どうしよう…急用かな?


ピンポ〜ン、ピンポ〜ン


かなりしつこいんだけど!


誰?


私は仕方なく玄関に向かい、声だけで返事をしてみた


「はい」





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