制服のニオイは恋の予感
「ホラ…クジ来たぞ」


「あ、うん…」


私達はクジの入った袋を手に取った


残り二枚


「どっちがいい?」


若村君が聞く


「え〜」


優柔不断の私はこういうのがいちばん苦手


「じゃ、運に任せようか」


若村君は2つのクジを握り手を上に上げて手を放した


ヒラヒラヒラ…


「近くのクジ取れよ」


「うん」


ドキドキしながらクジの番号を見る





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