制服のニオイは恋の予感
ドキドキしながら聞いてみる


「イイよ!」


「私、1度、ドレス作ってみたかったの。ありがとう」


私は皆にそう言ってみた


若村君に気があるって思われてるか、少し気になったが、普段通りに振る舞う


役の人達はセリフ作りが落ち着いたのか、私達、衣装係の方に近付いてきた


「俺達の衣装、頼むな」


大貴がそう言うと、大貴ラブの蘭と美紗はニコニコ


「私達が藤澤君の衣装、担当だから!」


大貴は私をチラッと見る


私は大貴を無視して若村君の側に駆け寄った





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