制服のニオイは恋の予感
キスをしたように見せないとな


俺は若村の唇ギリギリに口を持っていった


キャア〜という叫び声が響く


この時、俺は若村にキスをするフリをして、ある言葉を言った


それは、俺と若村にしかわからないこと


若村は目を開けて俺を見る


その目は一瞬、睨んだように見えたがすぐに笑顔になり、俺に抱きついた


キャア〜と言う声


芝居とはいえ恥ずかしい


若村は俺の耳元で俺のさっきの言葉の返事をしてきた





< 183 / 391 >

この作品をシェア

pagetop