制服のニオイは恋の予感
「とにかく一緒に放課後、残ってね」


私はちょっと強引だったかな?と気にしながら、一応ニッコリ


「ああ…わかった」


若村君は素直に応じてくれたし、上手く誘えた私は内心かなりのドキドキ


放課後、二人っきりになれたら私の気持ち、聞いてもらうんだ


好きになってからもうすぐ1年になるんだもん


この日の放課後が私の忘れられない日になるなんて、この時の私はまだ気付いていなかった






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