制服のニオイは恋の予感
「バッカみたい。そんな変なこと考えるから顔、真っ赤だよ?」


「ウソ!マジ?暑くなってきた」


若村君は制服のジャケットを脱いで机の上に置いた


「もう…暑いんなら外で体冷やしておいでよ。ついでに先生から画ビョウ貰って来てくれる?」


「ああ…でも職員室苦手だからなぁ〜」


「職員室、今の時間は先生あまりいないよ?部活に出てるから」


なんて知らないけど…


さっき伊藤先生に余計なこと言ったからおしおき


「じゃ、行ってくるわ」


「いってらっしゃ〜い」





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