制服のニオイは恋の予感
私は見なくても、それが誰だか見当がついている
若村君…だよね?
「何やってんだよ!」
ビクッ
声を聞いて、間違いなく若村君だと確信した
それと同時に顔が上げられない私は目から涙が溢れ、それがポタポタと落ちるのを必死で堪えていた
「別に〜忘れ物を取りに来たらさ〜コイツがいただけ」
大貴、お願いだから帰ってよ
私は制服の袖で唇を力任せに擦った
ファーストキスだったのに
好きな人とするって決めてたのに
酷いよ…
若村君…だよね?
「何やってんだよ!」
ビクッ
声を聞いて、間違いなく若村君だと確信した
それと同時に顔が上げられない私は目から涙が溢れ、それがポタポタと落ちるのを必死で堪えていた
「別に〜忘れ物を取りに来たらさ〜コイツがいただけ」
大貴、お願いだから帰ってよ
私は制服の袖で唇を力任せに擦った
ファーストキスだったのに
好きな人とするって決めてたのに
酷いよ…