制服のニオイは恋の予感
明日から学校行くの…ヤダな…


若村君の彼女になれたのは凄く嬉しい


でも…大貴が…


どうしてあんなことしたの?


バカ大貴!


若村君の事を考えてても、大貴が邪魔をする


深い溜め息をついた後、私はゆっくり着替えを始めた


部屋着に着替えた私は机に置いてある鏡に目をやる


唇がやけに生々しく見えた


ファーストキスは柔らかくて、ほんのり甘酸っぱいんじゃなかったの?


ドキドキしながらプルンって唇が触れるだけじゃなかったの?


若村君とのキスみたいな…





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