制服のニオイは恋の予感
隼人って心配性なのかな?


今まで心配されたことないから戸惑ってしまう


大貴の家に着く前に私の家を通る


「ココ…うち…」


「え、ココ?」


辺りをキョロキョロする隼人の手を引き急いで家から離れる


「お母さんに見られるから」


「あぁ〜ワリィ…」


ちょっと歩いて着いたトコ


「ココが大貴んち」


「え?ココ?マジ近くね?」


「近いよ…小さい時からこんな近くにいたんだよね…」


そうポツリと私の口から出た言葉を、隼人は見逃さなかったようで…





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