制服のニオイは恋の予感
出発の朝


私と隼人は隼人のお母さんの車で空港へ送ってもらった


二人で空港内のロビーを見渡し大貴の姿を探す


オーストラリア行きの飛行機を探して、ようやく搭乗口付近に座っている大貴を見つけた


でも…


私の足は動かなかった


大貴の隣にはオバサンとオジサン


大貴に会って何を言えばいいかわからない


頑張れ?


バイバイ?


私、何しに来たの?


そう思っていた時、隼人が私の手を引き大貴のところへ連れて行った





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