制服のニオイは恋の予感
【契約書

俺、藤澤大貴は留学中、女と怪しいことはしません。帰って来たら、絶対若林遥を泣かせません。


俺、若村隼人は藤澤大貴が帰って来るまで、若林遥を彼女としますが、何もしません


○×年12月24日
署名───────…】



「若村!こんなん書いて超暇人じゃん?」


「うっせぇ!お前の為だろ?サインしねぇんなら遥とエッチしてもいいんだな?」


「いや!サインするする!ペン貸せ!」


「二人共、バッカみた〜い」


私達三人は寂しさを吹き飛ばすように、ケラケラと笑った





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