制服のニオイは恋の予感
無事に?サインも終わり、いよいよ出発


「見送られるの好きじゃねぇから、もうお前等…帰っていいぞ」


そう言う大貴の言葉に隠れた寂しさを感じ取った私達は、笑顔で手を振って、大貴に背を向けた


少しずつ大貴のいる場所が遠くなる


私は振り向き大声で叫んだ


「大貴〜!約束だからね〜!」


大貴は笑顔で手を振って、私の前から消えてしまった


「遥…よく頑張ったな」


「隼人〜」


「今だけ、彼氏の胸、貸してやるから泣いていいよ」





< 251 / 391 >

この作品をシェア

pagetop