制服のニオイは恋の予感
寝てんの?


本当にコイツは…


可愛い顔してる


ずっと見ていたいけど、私の部屋は下と違って寒いので、私は大貴の頬を引っ張って起こした


「イテェ…やめろよ…」


「何、寝てんのよ!可愛く書けたよ!ホラ!」


私は得意満面で大貴に紙切れを見せた


「あ、本当だ…小学生みてぇ(笑)」


「小学生じゃないよ〜」


私は少し膨れた


チュッ


まさかその膨れた私の頬にキスしてくるなんて思ってもなくて…


大貴の唇が触れた頬を手で押さえた


「口がイイ?」





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