制服のニオイは恋の予感
「あ、ありがとう」


寒いハズなのに、体中が熱い


「お年玉、全部使ったからデートは…しばらく遥のオゴリ(笑)」


「うん!」


「風邪引くから」


フワッ…


大貴は着ていたジャンパーを脱ぎ、私に羽織らせた


「近いし…いいよ…」


私は返そうとした


「いいって…その代わり、この先、他の男の服は絶対に着るなよ」





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