制服のニオイは恋の予感
「うん…まぁね〜でも彼女いるって噂だから私なんて無理だよ」


さっきまでのテンションが一気に下がる


「そ、そっか〜」


まさか大貴のことじゃないよね?


「はる〜はるは人の彼氏取る女ってどう思う?」


真琳は深刻そうな顔をして私を見つめた


「私は…彼女がいたら諦める…かなぁ…やっぱり…」


「だよね〜でも、彼女と遠距離だったら?」


「遠距離?遠距離でもダメだよ〜」


真琳が深い溜め息をついた時、昼休み終了のチャイムが鳴り響いた


「真琳!後で話、聞くから!」





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