制服のニオイは恋の予感

本音

早速、真琳の話を聞く私


「で?話してくれる?」


「うん…実はね…私…伊藤先生がいいなって思い始めてさ〜」


「ええ!?伊藤先生?」


私はビックリして思わず周りを見渡した


「先生って人気あるし、その中にいたら遠距離してる彼女がいるって聞いて、胸が締め付けられちゃって…」


そう言う真琳は胸の前で両手を握っている


その手は小刻みに震えていた


「真琳…先生はやめといた方が…」


「わかってる…頭の中ではわかってるの!でも…いつも頭の中にいて離れないの…どうしよう〜」





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