制服のニオイは恋の予感
お弁当を食べながら話しかける


「あのね…真琳…」


「なぁに?」


「大貴に頼まれたんだけど、話があるから後で屋上に来てって」


私は親友を騙しているようで後ろめたい感じがした


「藤澤君が?何で?」


「ん?私は聞いてないけど…」


「はるも来るんでしょ?」


「ううん…私は教室にいるから」


私は真琳の目を見ることが出来なかった


「そう…何の用だろ…」





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