制服のニオイは恋の予感
「竹下は好きな男はいねぇの?」


「いるよ?」


「誰?」


「気になる?今更関係なくない?」


竹下は腕組みをしながら俺を見る


「好きな男がいて、よく他の男とヤレるよな!」


俺は竹下を怒りの目で見ていた


確かに俺も適当にヤってた時期もあった


でも、男と女は違う


傷付くのは女なんだ


「はるから聞いたの?誰が好きかって…」


「ああ…」


「はるってお喋りよね〜伊藤先生との恋が上手くいくワケないし、噂聞いて、きっと笑い者にしてんでしょ?サイアク」





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