制服のニオイは恋の予感
しつこく話しかけてくる大貴


「何?私、急いでんだけど」


遊び人の大貴とはなるべく関わりたくない


そう思ったのが、中学の時


「遥さ〜何で、俺のこと避けてんの?」


「別に避けてなんかないよ?」


「だって、こんなに家近いし、ガキん時からの付き合いじゃん?もうちょっと、優しくしてくれてもさ〜」


大貴は私の肩に手を回してきた


パチン!





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