制服のニオイは恋の予感
私は肩に回された大貴の手の甲を叩く


「こういうのイヤなの!それに大貴、彼女いるんでしょ?」


「彼女?一杯いるけど、誰のことを言ってんだ?」


「だから!彼女いるんだから、気安く私にくっついて来ないでって言ってんの」


「若村と仲良くしてたくせに!もしかしてお前、アイツに惚れたとか?(笑)」


イヤラシイ笑い方をする大貴


「何でそうなんのよ!バッカみたい」






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