制服のニオイは恋の予感
私は今日、大貴が真琳を伊藤先生からかばったお礼を言いたいんだとばかり思っていた


でも、真琳の考えていたことは私とは違っていて、それに気付かなかった私は真琳と大貴の家へ向かった




ピンポ〜ン


「はい」


インターホン越しにオバサンの声


「遥です。大貴いますか?」


「ちょっと待っててね」


しばらくすると玄関のドアが開き、大貴が出てきた


「どうした?」


大貴がそう言いながら外に出てくる





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