制服のニオイは恋の予感
大貴は私の肩を引き寄せ、抱き締められた


さっきとは違って向かい合わせ


心臓のドキドキがピークになる


心臓が壊れる………


そう思った時


チュッ


大貴の唇が私の左頬に触れた


「送り狼ってどこからどこまでか遥、知ってる?」


「し、知らないよ!」


まともに大貴の顔が見れない私はまたしても、サッサと歩いた





< 350 / 391 >

この作品をシェア

pagetop