制服のニオイは恋の予感
「じゃ、1つくらい、勇気出して後悔減らそ?」


真琳は少し考えていたようだったが、すぐに笑顔になる


「後悔…減らせるかな?」


「真琳がそう思えば減らせるよ!でも、そうしたことで、後悔するかもって思うんだったら…」


私が心配なのは、真琳が先生に告白して、やっぱり告白しなきゃ良かったって思うと、後悔を減らすどころか、増やしてしまうんじゃないかっていうこと


「そうだね…考えてみようかな」


「コラ!お前等!教室に入らないのか?」





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