制服のニオイは恋の予感
振り向くと伊藤先生が立っている


「先生!まさか担任?」


私はドキドキしながら聞いた


隣には私に隠れようとする真琳


「最後の1年、よろしくな!」


伊藤先生は私と真琳の頭をクシャッとした


「ヤッター!ね、真琳、伊藤先生担任だよ!」


私は真琳の肩を叩いた


「よ、よろしくお願いします」


真琳は先生に頭を下げた


「ああ…俺の方こそよろしく頼むよ」





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