制服のニオイは恋の予感
大貴は私の肩を抱いた


「ち、ちょっと!」


「いいじゃん!公認カップルにしようぜ」


私は視線を一気に集める大貴の隣で、申し訳なさそうに歩いた


後ろから黄色い声がする


誰か来たのかな?


大学には色んな高校から入学してくる


どんなイケメンなんだろうかと、気になるけど、私には大貴がいるから別にいいんだ


「遥!大貴!相変わらず仲良すぎ」


その声に振り返るとそこにいたのは隼人





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