制服のニオイは恋の予感
二人で並んで歩きながら、少しヘコんだ口調をする


「心配なんてしなくてイイよ!私はココにいるでしょ?」


私は大貴の腰に手を回した


「ね…約束、覚えてる?」


「約束?」


「あっ…忘れてるんなら別にいいんだけど」


「忘れるワケねぇだろ!」


大貴の声のトーンが少し下がった


「あ、でも…あの…」


「じゃ、早速今夜、俺の部屋に…」





< 379 / 391 >

この作品をシェア

pagetop