制服のニオイは恋の予感
「あっ!今夜は入学のお祝いに家族で外食するの」


「なんだよ〜」


私はふてくされている大貴の腰をポンポンと叩く


「大貴…外食が終わったら、コッソリ会う?」


「え?会う会う!絶対会う!」


「じゃ〜帰ったらメールするね」


「マジ?俺、待ってるからな!」


「うん!でも…部屋には行かないよ?近くを散歩でいい?」


夜、大貴の部屋に行ったら、オバサン経由で親にバレちゃうし


「散歩でもイイよ!会えるなら」


ウキウキしている大貴が、可愛く見えた





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