制服のニオイは恋の予感
目の前に広がる色とりどりの灯り


「夜景?」


「綺麗だろ?」


「え?あ、うん…」


てっきりラブホだと思っていた私は拍子抜け


二人で車に乗ったまま夜景を見ていた時、大貴が不意討ちでキスをしてきた


「ン…」


唇を割って入ってくる大貴の舌


しばらく深いキスをしてきた大貴は、唇を私の頬に付けた


「遥…イイ?」


「うん…」


私は頷いた


大貴は体を起こし、私の頭をポンポンする


「じゃ、行きますか(笑)」


言うが早いか車はラブホ街へ


1周した車は、あるラブホに吸い寄せられるように入っていった





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