制服のニオイは恋の予感
私はその時、初めて大貴の気持ちに気付いた



でも…





「私…見てたよ?気付かなかったのは…大貴の方なんだから!」





私はそう言い残して走って帰った





大貴が追いかけてくれるんじゃないかと、僅かな期待をして…





でも、追いかけてくるハズもなくて、私は1人、部屋に戻った





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