制服のニオイは恋の予感
「軽い人って…まぁそうだけど…藤澤君、優しいんだよ?」


「優しい?どこが?」


「今まで断ったことないんだって」


「それはただの女好きだからだよ」


こんな風に大貴の話をしていると、担任の伊藤先生が来た


真琳は急いで席に戻る


私は…ドキドキしながら若村君を見た


「ん?何?」


「ううん…別に」


やっぱり私は若村君が好きみたい


目が合っただけで、こんなにドキドキしてるもん





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