制服のニオイは恋の予感
「私は大貴の前では優しくならないから!」


そう言って家の前まで走り、玄関のドアを開けた


今までずっと、口も聞かなかったのに、同じクラスになったからって、はいそうですかって思えないし


大貴には彼女がたくさんいるんだし


「ただいま〜」


私は大貴のことは何とも思ってないし、大貴だって、私のことなんて…





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