制服のニオイは恋の予感
ペン回しをやめて静かにシャーペンをテーブルに置く


「調べたいことは…遥のこと」


私はドキッとした


でも、遊び人の大貴にそんな気持ちを悟られたくない私は、話を逸らす


「私、調べられるような悪いこと、してないから!」


それなのに、大貴は次々と私の心の中を掻き回した





「遥さ〜キスとかしたことあんの?」






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