制服のニオイは恋の予感
「うん…私、記憶力はあるの」


小学生の時に町内探検って言って、二人でお弁当持って行ったんだ


「記憶力あるなら何で勉強に生かさねぇの?」


「さぁ…で?古墳を調べたいの?」


「いや…覚えてるかなって思っただけ」


結局、なかなか話が進まず、気持ちが昔の記憶と共にオカシクなってきそうになる


「どうする?あの二人が何か考えて来るとは思えないし…古墳でいいよ?時代とかそんなの調べたらいいだけでしょ?」





< 93 / 391 >

この作品をシェア

pagetop