キミがいたから。
「…いい…よ。お試しなら、付き合っても。」
「まじ!??よっしぁ!!!これからよろしくな!!」
そう言うと大輝はあたしを抱きしめた。
「ぎゃっ!!!」
うっわ~コイツ結構ナレナレしいかも。
でも、イヤじゃなかった。
この人があたしの彼氏になるんだ…。
なんか不思議な感じだった。
「あっ!部活始まる!!じゃあな!!」
「え、うん。バイバイ!!えっとその…がんばってね!!」
「おぅ☆」
大輝が行ってしまった後も、
あたしはその場から動けなかった。
…オッケーしちゃった。
だって…ドキドキしたんだもん。
「これからどーなるんだろ…」