日露戦争と栄養のはなし
日本が日露戦争に勝った事で、アメリカのルーズベルト大統領が講和を申し出て、
やっと日本はロシアと対等の立場になりました。
プロレスラーと赤ん坊が、同じレベルに(いや、赤ん坊の方が強く)なったのです。
そして、この度の功労者は誰?→やっぱりそれは脚気を解決した高木兼寛だ!
となり、高木兼寛は医学者でありながら、男爵の位を頂きました。
そして、これとは反対に、陸軍の軍医総監・森林太郎(作家でもある森鴎外)は、
陸軍の兵食改善を拒んだために、日露戦争時に陸軍に多数の死者を出してしまったので、
後に大批判される事になってしまったそうです。
(森林太郎は、『舞姫』にも留学の事がある通り、
医学を学んでから留学したのですが、やっぱり考え方はドイツ的でした)