日露戦争と栄養のはなし
明治
さて、明治。
西洋に比べてある程度文明が遅れていた日本は、開国してからというもの、富国強兵を掲げて頑張りました。
(ちなみにヨーロッパではこの時代、とっくに蒸気機関車が走っていました。
明治が始まった年の8年後には、電話もありました)
ヨーロッパなどでは「黄金の国」と言われていた日本が、
実は全然そうじゃなかったという事が分かり、
「別に日本どうでもいいや」な感じになってたのですが、
冬でも凍らない港が欲しかったロシアは、この頃もまだ日本を狙っていました。
そしてこの時に、日本ではまだまだ米が重要だとして、
労働者が米と塩が買えるように手配したのです。
(それだけあれば、最低でも塩おにぎりは食べられます。
まだ、おかずは贅沢品でした)