彼氏はシークレットアイドル
「ハヤトさんOKです。休憩したら2人いきまーす。」



カメラマンの人が言った。



ハヤトがバスローブを着て私の隣に座った。



「琉衣超キレーだね!」



しゃべり方は隼人なのに……。



「ハヤトさん、お疲れ様です!」


女のスタッフがハヤトに紙コップのお茶を渡した。



スタッフの顔は赤面。


きっとハヤトが好きなんだろな。



私が知ってるようで知らないハヤト。



すごく遠い存在に思えてきた。




「じゃあ2人スタンバイお願いしまーす。」



私たちはライトの中に移動した。





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