彼氏はシークレットアイドル
教室にはすでに隼人が帰っていた。



「隼人!顔ケガしたの?」


ほっぺに絆創膏を付けてた。



「あぁ琉衣、大丈夫。」



「でも仕事に危害加えない?」



ハヤトは芸能人。



顔が命なんだよね?



「大丈夫。心配すんな。」



そう耳元で呟いた。



ひとつひとつの行動がカッコイイ。



「そこのお二人さんラブラブだね。」



隼人の友達の三谷くんが言った。



「琉衣ちゃん、そんなダサ男より俺にしなよ!」


「バカか三谷は!!」



冗談を言った三谷くんの頭を加奈子が叩いた。



実は2人は両思い同士なの。





< 4 / 34 >

この作品をシェア

pagetop