彼氏はシークレットアイドル
本人も

「言う必要はない」

って言ってたから私からは言わない。



人気になればなるほど会える時間が少ないから寂しいのは寂しい。



「…き!倉木!!」


「?は、はい!」


私は反射的に立った。



そういえば授業中か……。



「ここに入る語を答えなさい。」



英語?!



聞いてなかったよ…。



「remember。」


隣で小さいな声が聞こえた。



「えっと…リ、remember?」



「はい、正解。」



私は安堵のため息をして座った。





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