僕のカノジョ取扱説明書~草食系男子の憂鬱~
「ほんとう?」






「え…?」




もう何がなんだか分からず聞き返すと、
涼やかに、手を口元に当てて、
上品に笑っていた井田ユリが、
熱でも出たのかと思うくらい、顔を真っ赤にしていた。
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