僕のカノジョ取扱説明書~草食系男子の憂鬱~
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「なーるほどねぇ……」



公園のベンチでペットボトルを傾けながら、大地は晴れ渡る空を眺めていた。
うーん、うーーんと唸りながら考え込む大地の横で、
言葉を待つ僕。






は、話しちゃった……






きっとユリさんにバレたら殺される。
何されるか、鮮明に想像できる。
だとしても、僕にはもう分からなくって…
ユリさんにーとって、僕は何なんだろうか…
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