初想〜はつこい〜


恐る恐る入るとその中は薄暗く赤い炎が点々とついていた


(うぅ…怖いなぁ……)


「ひゃっ!!」


私の頬に何かぬるっとしたものがあたった


「どうした………?」


東城君がキョトンとした顔で私を見た


「…今…ほっぺになんか…あたっ…ギャァァ!!!!!」


今度は足首に何かが触れた




< 101 / 136 >

この作品をシェア

pagetop