初想〜はつこい〜
「そういや…聖哉って女の話聞いた事なくね??」
「あーそぅかも…」
次々にみんなが 確かに とあいずちをする
「さぁ??俺の事はいいっしょ!!!」
「なんで隠すんだよ〜」
「喋っちゃえって」
「好きな女でもいんの??」
「まぁ………な……」
あたしは窓から盗み聞きしてたんだ
(う……そ…………)
その言葉を聞いて真っ暗になっちゃって…
しかもその後自分の記憶が少しないんだ
だから と泣きそうな声の彩に詩音は苦しくなった
(あれ……??でも好きな人って彩の事なんじゃ???)
詩音がぐるぐる考えていると
「もうこの話は終わり♪日時をメールするから見てね」
そういうと電話をきられていた